ぺんぎんはうす プログラム
ぺんぎんはうす では、お子さま、一人ひとり課題の改善を支援するための個別支援または小集団を実践し、「学校生活スキル」「社会生活スキル」の育成をおもにめざします。
個別支援、小集団に対応した部屋と支援後のリラックスタイムを過ごすプレイルームがあります。
具体的プログラム(発達支援)
●基本的生活スキル育成プログラム 下足整理、あいさつ、手洗い、荷物整理、検温、身だしなみ、トイレの使用法、連絡帳の提出、声の大きさなど日常生活を送るうえで基本となるスキルが身につくまで、繰り返し指導しています。 |
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●ソーシャルスキルプログラム(SST学習) 小学生高学年生は個別支援学習の中でスタッフと一緒に、中高生は3~4名グループで学習します。石川誠先生に定期的に加わっていただき学習の修正をしながら、人間関係を円滑にするコミュニケーションスキルを学びます。実施は不定期です。 |
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●学習支援プログラム 個々の課題、学習障害(LD)に応じた学習支援を特別支援教育士、公認心理士と検討し、元教員が個別に指導・支援します。タブレット、アプリなども状況に応じて使用します。 中高生の長期休み中にはプログラミング、EXCEL入門、WORD入門、簿記など就労にも役立つ学習をしています。、 |
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●生活スキル向上プログラム(LST学習) 自立に向け、日常生活で必要なスキルを実際に体験し「できる」を増やします。プログラムとして 家事(買い物、調理、清掃 他)、清掃、乗り物、公共施設利用など多数実践しています。 |
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●就労・進路支援プログラム キャリアコンサルタントによる「働くひと講座」や元中高校教員による「高校進学講座」など就労や進学に関わる基礎知識、意識つけ、相談支援を実践しています。 |
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●お料理、お菓子つくりプログラム 月に一度、土曜日に他のプログラムと組み合わせて、お料理、お菓子つくりをしています。食材の買い出しから調理、片付け、値段計算、栄養知識まで元家庭科教員の指導の下で実践しています。 |
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●手芸・工芸プログラム クリスマス飾り、正月飾り、クラフトデーブの籠、買い物袋、石ペイント、飾り雛など指先の訓練もかねていろいろな手芸・工芸を楽しんでいます。 |
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●屋外活動プログラム 月に一度、土曜日にハイキング、地域の名所巡り、公共施設利用(美術館・博物館・図書館 他)、ネイチャーゲーム、防災キャンプ体験など、生活地域を知る体験プログラムを実施しています。 |
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●運営補助活動プログラム 中高生がお菓子の購入、値段計算、値札付けをおこない流通・販売の体験する駄菓子屋をしています。また、夏祭り、収穫祭、クリスマス会、餅つき会などでは運営スタッフの補助員として運営に関わります。 |
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●相談支援 公認心理師、特別支援教育士、カウンセラーなどが、お子こさま、保護者様の相談支援にあたります。 |
5領域の具体的発達支援プログラム
5領域 | 具体的な発達支援プログラム |
健康・生活 | 日常生活のスキルを育てます LST・・日常生活のできるを増やす あいさつ、手洗い、整理整頓、片付け、買い物、料理体験 など |
運動・感覚 | 運動能力、感覚調整の向上を目指します 手芸、造形、絵画、ハイキング、散歩 感覚過敏に対応した環境を整えます |
認知・行動 | 学習面の障害・課題を補います SST学習・・自己理解を図ります 個別指導の学習支援、時間概念と行動、アナログゲームと構成遊び など |
言語・コミュニケーション | 学習面の障害・課題を補います SST学習・・コミュニケーション能力向上を図ります 個別指導の読み書き学習、語彙力 他、アナログゲーム、小集団活動 |
人間関係 ・社会性 |
平日は共同遊び、SST学習、アナログゲーム 学校休業日は社会体験、自立支援(中高生) などを通して人間関係・社会性を育みます |
従来のプログラム表記と5領域の関連
ぺんぎんはうす と ぺんぎんるーむ の違い
ぺんぎんはうすの個別・小集団における課題改善の取り組みが、集団生活の中で生かされて、はじめて身についたことになると考えています。集団の活動の中で各種スキルの向上を目指すぺんぎんるーむを併用して利用することも可能です。
ぺんぎんるーむ 小学生のみ 集団活動 下校~18時まで 学習は宿題支援 友だちとの関係構築 日常生活スキル向上 心身の健康増進 運動、公園遊び 他 |
ぺんぎんはうす 中高学生+小学生 (主に学習障害) 小学生は個別支援 中高生は小集団(または個別)支援 時間制 学校生活スキル 学習支援(宿題+継続学習) 社会生活スキル SST、LST 学校休業日に各種体験プログラム |
ぺんぎんはうす 利用は時間制
支援時間は小学生低学年、高学年および中学生により約60分~120分と異なります。
平日登校日の支援プログラム
①来所と健康確認 原則、保護者送迎ですが、小学生は学校へお迎えに行ける学校もあります。
中高生は交通機関、自転車などで来所し、送迎はいたしません。
個別指導のため相談の上、時間指定をさせていただきます。
手洗い、検温と体調の確認をします。
②個別・小集団支援 個別支援計画に基づき学習と5領域プログラムなど組み合わせた支援を行います。
③リラックスタイム おやつ、アナログゲームでお迎え時間まで過ごします。子ども同士の交流を深めます。
④帰宅・お迎え その日の内容を担当スタッフが説明します。
土曜日および学校休業日の支援プログラムは上記に示した内容です
・小学生は、ぺんぎんるーむの小学生と一緒に共同で活動します。
長期休みには、学習に重点を置いたプログラムなどのぺんぎんはうす独自の活動もあります。
・中高生は、中高生プログラムと称して、上記に示した各種プログラムを実施しています。小学生高学年も内容によ
っては中高生と一緒に活動します。
●保育所等訪問支援 基本的な支援方針
小学校、中学校、保育園、幼稚園、子ども園 (学校・園と表記します)などにぺんぎんのスタッフが訪問し、お子さまの集団生活への適応のための専門的な支援を行います。
①対象
学校・園に通う、診断書、療育手帳をお持ちの方で集団生活に適応するための専門的な支援が必要と認められた子どもが対象です。
ぺんぎんるーむ、ぺんぎんはうすを利用していないお子さまもご利用が可能です。ご相談ください。
②支援内容
ぺんぎんの訪問支援員が作成する「保育所等訪問個別支援計画書」に基づき、支援を行います。
●お子さまに対する支援 お子さまに直接的な支援を行うことで、集団活動への適応を促がします。
●訪問先の職員に対する支援 お子さまにとってどのような関わり方が適しているかを共に考えていきます。
③運用
保護者さまからの依頼に基づして、ぺんぎんのスタッフ訪問支援員が学校・園に訪問します。
訪問は 月2回程度
訪問時間は 9:00~12:00 支援時間は 1時間程度
●学校・園の管理下でおこなわれる支援のため、事前に支援内容、時間、日時など充分協議し実施します。
訪問は学校・園の許可が必要と考えます。認められない場合も有ります。
④報告
訪問の記録を後日お渡しします。担当訪問支援員との面談も可能です。
同報告書は担任にも渡し、今後の支援の参考にしていただきます。
⑤実績
2024.4現在 訪問支援は、小学校6校、中学校1校に訪問支援員6名23名が訪問しています。
アクセス
ぺんぎんはうす
〒420-0805 静岡市葵区城北2丁目3-7-2
仲野歯科医院さま東隣の戸建てです。
バスの場合
県立病院高松線または唐瀬線
静岡中央高校口 徒歩1分
自動車の場合
静清バイパス唐瀬IC下車1分 駐車場5台
災害時避難場所は
城北小学校
〒420-0804
静岡市葵区竜南3丁目16-25
TEL/FAX .054-908-9859
携帯 080-8263-4757
※ぺんぎんはうすの連絡がとれない場合は、ぺんぎんるーむまでお電話ください